ホテルの裏側を見てきたよ!

飲食サービスのオシゴト

今回は、老舗ホテルの厨房内でのお仕事を体験してきました。ちょうど修学旅行シーズンで、団体のお客様のお食事のお世話が主なお仕事でした。いったいどうやって、100名単位の食事が作られているのかも、目の前で見ることができましたよ。ホテルと聞くと、なんかハードルが高そう!と思ったあなたでもできるお仕事が、きっと見つかるかも⁉


募集要項

応募フォーム:Timeeタイミー(スマホアプリ)

仕事内容:キッチン補助業務

勤務時間:10:00~19:00(休憩60分)

時給換算:単価1100円(仕事内容や経験によって変動あり)

残業有無:ほぼ無し

人気度:★★★☆☆

  • 必要な持ち物:黒ズボン、白シャツ(襟付き)、コックシューズまたは黒の皮靴(スニーカー可)
  • 髪型・身だしなみ:坊主・金髪NG、髭、アクセサリー、華美なネイルはNG
  • 求められるスキル:サービス・飲食業経験尚可

ホテル勤務の特徴

定時退社でプライベートタイムが充実

ホテルの求人にはたくさんの職種があり、それぞれの業務がしっかりと分担されていることが大きな特徴のひとつです。それぞれの役割がはっきりとしているため、与えられた仕事を時間通りにこなすことができます。その為よほどのイレギュラーが発生しない限り、残業をお願いされることもほぼなく、定時で帰ることができますよ。仕事終わりや休日の予定が立てやすいので、充実したプライベートを手に入れることができます。

未経験者でも活躍できる

ホテルでの職種は多岐にわたってあるので、業務内容ごとにきちんとマニュアルが存在します。全くの業界未経験者でも、そのマニュアルの指示に従って業務を遂行することが出来ます。同じ業務内容を複数のスタッフですることがほとんどなので、分からないこともその場ですぐ確認できるのも安心できますね。職種によっては、研修制度がしっかりと用意されているので、個人のスキルアップにつなげることもできます。

ホテル勤務での職種

接客サービス業務

宴会場・レストランスタッフ、清掃スタッフ

ホテルでの主なサービス業務には、お客様と直接対面で接することが多い、フロントやレストラン、宴会場でのサービスに携わるものがあります。身だしなみや言葉遣いなど、スタッフがお客様に与える印象がホテルの評価に直結する業務のため、守らなければならないルールが多くあります。また、スタッフの笑顔も重要なポイントとなるので、ひとと関わることが好きなひとにしてもらいたい業務でもありますね。

接客はちょっと苦手というひとには、お客様と直接関わりを持たない館内清掃や、客室清掃といった業務があります。接客業務ではありませんが、ホテルのイメージを大きく左右する、とても大事な業務であることには変わりありません。ひとと話すのはちょっと苦手だけれども、ひとが喜ぶ姿がみたいといった奉仕の心をもったひとに、ちょうどピッタリの仕事かもしれないですよ。

バックヤード業務

キッチン・調理補助スタッフ、洗い場スタッフ

ホテルの裏方の仕事には、主にレストランなどのキッチンスタッフがあります。キッチン業務は経験によって役割が変わってくるため、事前にどのような経験や資格があるのか聞かれることでしょう。逆に、ここで経験したことが次に活かせるのも魅力の職種。料理人の世界を目指すひとなら、積極的にチャレンジする価値のあるお仕事ですよ。食品を扱うので衛生管理に厳しく、自身の健康管理も仕事と考えることが重要です。

また、大きな厨房設備をもつホテルであれば、洗い場専門のスタッフを募集していることもあります。食洗機の取り扱い経験が無くても、比較的簡単に仕事を覚えることができるので、ホテルの中でも応募しやすい職種のひとつでもあります。もくもくと作業することが得意なひとや、丁寧な仕事を心掛けて取り組めるひとにおすすめですよ。

ホテル勤務のメリット

髪型・服装が自由

国際化が進む日本のサービス業

近年、インバウンド需要が高まる日本では、雇い入れ企業側にも国際化が進み、日本で働こうとするひと達が、世界の各国からやってきています。言語や文化の違いを受け入れることが普通になりつつある今、かつてのような日本固有の価値観だけでは企業も成り立たなくなってきています。もちろん、ひとに威圧感を与えたり不快にする可能性のあるような服装や見た目はNGですが、女性だけではなく男性のピアスや髪の毛の色など寛容になってきているのが現状です。個性的なファッションを楽しんでいるひとでも、そのまま就業可能な企業が増えていますよ。ただし、職種によっては指摘を受けるものもありますので、応募時に確認することをお勧めします。

通勤手段が豊富

交通手段も仕事選びのひとつ

地域格差や利用シーンによって例外はあると思いますが、一般的なホテルは旅行者が利用しやすい立地条件に施設を構えるケースが多く、公共交通機関で通いやすいというメリットがあります。また、宿泊施設は24時間稼働しているので、公共交通機関が動いていない深夜早朝の通勤も可能なように、自転車やバイクが置ける駐輪場を設けているところがほとんどです。気をつけたいのは、1日だけの勤務などスポットでのお仕事の場合、必要な駐輪許可証を発行してもらえない場合もあるので、応募条件等はきちんと確認しましょう。

職務経験がそのままスキルアップに

ホテル勤務経験者はひっぱりだこ?

職務経歴書に書けるほどの長期勤務でなくとも、ホテルでの業務経験者は飲食業を含むサービス業はもちろんのこと、多種多様な業界で仕事を探すうえでの大きなアドバンテージとなるでしょう。それほど、ホテルというところは規則や業務上のルールがしっかりとしており、そこで勤務をこなしてきたというのは、雇い入れ側からすると採用決定する際の後押しになるからです。仕事をするうえで、如何に忠実に指示に従って業務遂行してくれるかを、一番に重視される企業が多いということの裏付けかもしれませんね。

今回の勤務でのハイライト

修学旅行の繁忙シーズン

良き旅の思い出の1ページ

今回のお仕事は修学旅行シーズンに合わせた求人でした。主に、修学旅行生の食事の盛り付けや配膳、バッシング(食事後のテーブル片づけ)業務がメインでした。食事会場では、学生さんの受け入れなどで会話を交わす場面もあり、笑顔でごはんを食べている姿をみて、自身の学生時代を思い出しました。仕事内容もそれほど難しいものではなく複数人で同じ業務を行うので、わからないことはその都度その場で質問ができる良い環境でした。修学旅行生の旅の思い出の1ページに触れることができて、とても楽しい経験のひとつになりました。

料理の奥深さ

盛り付けひとつで料理は変わる

料理人の方が調理されたものを、お皿などの器に盛り付ける作業がメインのお仕事。盛り付けのコツや、和食の基本的な考え方を学ぶことができました。美味しいものをより美味しく見せる技術も大切なお仕事。単なる作業にするのではなく、それもひとつの仕事であると再認識できたお仕事でした。自宅でも応用できることが多かったので、おうちごはんを盛り付ける時に実践してみようっと。

おすすめ&人気のホテル職種TOP3

第三位

洗い場業務

食洗機を使ってラクラク洗い物

第二位

フロント業務

ホテルの玄関とも言われる受付案内

第一位

バッシング業務

早起きは三文の徳!

勤務時間は早朝からになりますが、やはり一番人気は朝食会場のバッシング業務。仕事内容は、お客様が食事を終えて席を立ったテーブルの後片付けになります。客室数の多いホテルになると、朝食付きのプランを提供する宿泊施設がほとんどです。そのため、早朝から働けるスタッフの求人がどの時期でも多くありますよ。特に、オンシーズン(観光・修学旅行シーズン)に募集する企業が目立ちます。人気の理由は、専門的な知識や経験がほとんど必要としないので、どなたでも気軽に働くことができるところです。接客の要素もあまりないため、ひとと話すことが苦手なひとでも、気にせず応募できるのも魅力のひとつですね。

でも真実はね、こうなのさ…

そこは鎖国時代の日本かもしれない

ごく普通にある企業と違って、少しどころかだいぶ変わったひとが集まる何かがそこにはあります。ひと言では言い表わすことができない何かが。。オープンなイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、ホテル業界は非常に閉鎖された職場環境なのです。ちょっとコミュ障くらいでいるほうが、何となく落ち着く職場なのかもしれませんね。あなたがもし、サービス業や営業職に向きそうな社交性を持ち合わせているならば、あえて選ぶ必要がない業界や職種の可能性がありますよ。百聞は一見に如かずと言いますから、何も考えずに一度足を踏み入れてみるのもひとつです。

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